6年分の勉強代を計算してみた:大失敗しなかったのは慎重さか、運か

投資ブログを書いていて、ひとつ困っていることがあります。人に話せるほどの大失敗がないことです。 失敗談は読み物のいちばんの見せ場なのに、慎重な性格のせいか、投資で大きな失敗をした経験は幸いありません。ブロガーとしては、わりと致命的です。 とはいえ、小さな失敗ならいくつもあります。では、その「勉強代」を全部足したら、いくらになるのか。今回は、2020年ごろに個別株を始めてからの6年分を、金額で計算し […]

配当控除で税金は戻る?確定申告の3つの方式を所得別に比べた

配当金の明細を開くたびに、「税額」の欄を見て小さくため息をついています。1万円の配当なら、引かれるのは2,031円。きっちり20.315%が先に差し引かれて、手元に届くのは8,000円弱です。 ところが株クラでは、ときどき「配当は確定申告すると税金が戻る」という話を見かけます。本当なら、毎年のため息が少しは軽くなるかもしれません。 先に答えを言うと、戻る人はいます。ただし所得の水準によっては逆に税 […]

株主優待を廃止した会社の株価は、その後どうなったか調べました

株クラで優待銘柄の話になると、かなりの頻度で聞く話があります。 「株主優待の廃止が発表されたら、翌朝の寄り付きで即売り。優待目当ての人が一斉に逃げるから、株価は急落して、そのあとも戻らない」 たしかに、優待廃止のお知らせが出た翌日に、株価がストップ安近くまで売られる場面はよく見かけます。ただ、「急落する」と「そのあとも戻らない」は、別々に確かめる必要がある話です。 そこで今回は、2024年10月か […]

円安で資産が増えるのに喜べない:米国株中心、ドル建て8割の私の葛藤

円安のニュースを見ると、証券口座の資産画面を開くのが少しだけ楽しみになります。「1ドル=160円」という見出しが流れた日は、特にそうです。 私の資産は、8割ほどが米ドル建てです。円安が進めば、何もしなくても、円で見た評価額が増えていきます。株価がまったく動いていなくても、です。 ところが先日、資産画面を眺めてニヤニヤしていたら、ふと手が止まりました。 円安を喜んでいるということは、自分が暮らしてい […]

2026年9月の権利落ち日、株価は配当分だけ下がったのか検証

9月25日の記事で、「権利落ち日には配当以上に株価が下がる」という株クラの定説を、2025年9月と2026年3月の2回分のデータで確かめました。結果は、市場全体の動きを差し引くと、下げはおおむね配当くらい。記事では「定説は今回のデータでは確認できませんでした」と書きました。 書いたあとで、ひとつ気になりました。2回だけで言い切ってよかったのか、と。ちょうどその記事を出した翌週が、今年の9月の権利落 […]

累進配当を宣言している企業一覧【2026年10月版】全391社の減配履歴

「累進配当を導入します」。ここ2〜3年、決算短信や中期経営計画でこの言葉を見かける回数が、目に見えて増えました。高配当株を集めている身としては、見つけるたびに少し安心してしまう言葉です。 ただ、安心する前に確かめたいことがあります。累進配当を宣言した会社は、本当に一度も減配していないのでしょうか。宣言はあくまで方針です。守られているかどうかは、実際の配当を並べてみないと分かりません。 そこで、累進 […]

高配当株は新NISAと特定口座どちらで買う?税金と損失で比べた

2026年9月28日の記事では、配当金の4つの受け取り方法を比べました。NISAの配当を非課税にするには「株式数比例配分方式」にしておく必要がある、という話です。 受け取り方は分かりました。ただ、その前にもうひとつ、手前の問いがあります。「そもそも高配当株は、NISAと特定口座のどっちで買えばいいのか」です。 株は、買った瞬間にどの口座に住むかが決まります。そして日本証券業協会のQ&Aによれば、あ […]

配当金の受け取り方法4種類を比較:NISAで損しない設定はどれか

2026年9月28日は、9月末の権利付き最終日です。 2026年9月25日公開の記事では、権利落ち日に株価が本当に配当分だけ下がるのかを、2回・55社のデータで調べました。結論は、市場全体の動きを差し引けば、株価はだいたい配当分だけ下がっていたというものです。そのうえで、株価の下げより、口座の設定のほうが結果を左右する、と締めくくりました。 偉そうにそう書いた以上、避けて通れない問いがあります。「 […]

権利落ち日、株価は本当に配当分だけ下がるのか調べました

株クラで、権利確定の季節になると必ず聞く話があります。 「権利落ち日には配当以上に株価が下がる。だから権利取りは意味がない」 言われてみると、そんな気もします。配当の権利を取った翌日に株価の画面を開いて、思ったより下がっていてがっかりした、という声もよく見かけます。 ただ、これは本当なのでしょうか。「下がった気がする」と「実際に配当分以上に下がっている」は、別の話です。 今年9月の権利付き最終日は […]

配当金だけで生活する、という夢について冷静に整理してみた件

先月、「FIREはしません。でもFIは欲しい」という記事を書きました。経済的自立は欲しいけれど、仕事を完全にやめたいわけではない、という話です。 書き終えて、けっこう満足していました。ところが後日、ふと気づいてしまったのです。 私は「月20万円あれば十分」と書いておきながら、その20万円がいつ、どうやって届くのかを、一度もきちんと計算していませんでした。 毎日のように配当利回りや配当性向を計算して […]

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