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2026年6月

2026年上半期の日本株を振り返る:インデックス×高配当の二刀流はこの荒波をどう乗り切ったか

2026年も、ちょうど折り返し地点に来ました。上半期の日本株を一言で振り返るなら、まるでジェットコースターでした。2月に最高値を更新したかと思えば、3月には急落して年初からの上昇分の大半を失い、その後はAI・半導体株に牽引されて急回復。6月には日経平均が史上初の7万円台に乗せ、下旬には7万2000円台まで最高値の更新を続けました。 こうして振り返ると、AI・半導体に乗れた人は大きく勝ちました。では […]

ツルハシ投資法とは何か:国策の主役ではなく「装備」を売る企業に投資する

19世紀のアメリカ、カリフォルニア。金が出たという噂を聞きつけ、一攫千金を夢見た約30万人もの人々が、ツルハシ片手に押し寄せました。世に言うゴールドラッシュです。しかし、その熱狂の中で本当に富を築いたのは、汗だくで金を掘った採掘者たちではありませんでした。 確実に儲けたのは、採掘者にツルハシやスコップ、そして丈夫なジーンズ(リーバイス)を売った商人たちでした。金が出ようが出まいが、掘る人がいる限り […]

中東のある国で学んだ「お金の真実」:なぜ日本は恵まれているのか

埃っぽい大通りを、真新しい大型のランドクルーザーが一台、ゆっくりと走っていきます。 日本で見かけるよりも早い最新モデルで、磨き上げられたボディが砂混じりの陽光を跳ね返していました。その数メートル横では、舗装の剥がれた歩道に座る人々が、その日の糧をどう得るかという表情で行き交う車を眺めています。電線は無造作に垂れ下がり、停電は日常茶飯事。これは、私が長い戦乱からの復興の途上にある、中東のある国に滞在 […]

夏のボーナスで高配当株を仕込む:30万円をどう配分するか私の設計図

夏のボーナスが入る季節になりました。さて、何を買おうか——投資をしている方なら、口座残高がいつもより少し増えるこの時期に、わくわくしている方も多いのではないでしょうか。 「ボーナスで買う高配当株ランキング」は、世にあふれています。証券会社も投資メディアも、この時期になると一斉に「おすすめ5銘柄」を出してきます。でも、私が本当に大事だと思うのは、銘柄選びの前の段階——つまり「配分の設計」です。 どの […]

宇宙・衛星インフラのツルハシ銘柄5選:78兆円市場の足元を支える中小型株

2026年6月12日、SpaceXがナスダックに上場しました。初値は公開価格を大きく上回り、時価総額は一時2兆ドルに迫る——史上最大級のIPOとして、宇宙という言葉に再び熱気が集まっています。こうしたニュースを見ると、「宇宙関連株を買ってみたい」と思う方も多いのではないでしょうか。 ただ、私は赤字の宇宙ベンチャーには手を出しません。ロケットや衛星そのものを作る「主役」は夢がありますが、値動きが激し […]

日銀が31年ぶり1.0%へ利上げ——私の高配当株はこう動いた

2026年6月16日、日銀が利上げを決めました。政策金利を0.75%から1.0%へ。これは約31年ぶり、1995年9月以来の水準です。「金利のある世界」が、いよいよ本格的に戻ってきたことを実感する一日でした。 先週、私は「利上げは高配当株の敵か味方か」というテーマで、保有株を金利感応度で3つのタイプに分けて点検する枠組みをご紹介しました。日銀は実際に利上げを決めました。ですから今日は、その答え合わ […]

なぜ私は「含み益」を見ないようにしているのか:高配当投資の心の置き方

「今日も上がった。よし、もう一度確認してみよう——」 証券アプリを何度も開いては、含み益の数字を確認する。株価が上がっていると嬉しくなり、少し下がっただけで「また見ないほうがいいかな」と微妙な気持ちになる。そういう経験、ありませんか? 私もかつて、まったく同じでした。80銘柄超を保有する今も、相場が大きく動いた日は「今の評価額はどうなっているだろう」と気になります。それが人間というものだと思ってい […]

日銀利上げは高配当株の敵か味方か:金利上昇局面のポートフォリオ再点検

日銀の金融政策決定会合(6月15〜16日開催)まで、来週に迫っています。市場では6月利上げを予想するウォッチャーが9割に迫り(日本経済新聞調査)、植田総裁は6月3日の講演でタカ派的な発言を行い、利上げ機運が一段と高まっています。現行の政策金利は0.75%程度。会合で利上げが実施されれば1.0%台に到達する見込みで、実施されれば2025年12月以来の利上げとなります。 「利上げになったら、自分の高配 […]

新NISAの成長投資枠で6月に高配当株を仕込む:私の具体的な選び方と手順

6月の権利付き最終日(2026年は6月26日(金))まであと16日というこのタイミングは、「今から間に合う銘柄を探したい」という気持ちが高まる時期でもあります。同時に、新NISAの成長投資枠(年間240万円)でどう動くか、改めて整理しておきたい局面でもあります。 成長投資枠で高配当株を選ぶべき理由と哲学については別記事で、6月権利確定の具体的な5銘柄については「6月末権利確定の高配当株5選」で詳し […]

靴磨きの少年とキオクシア:なぜ私は660%上昇株に乗らないのか

先日、スーパーで買い物をしていたとき、隣にいたカップルの会話が耳に入りました。 「キオクシア、買った?やばいよね、あれ。もうちょっと早く買っておけばよかった」 おそらく20代前半の、ごく普通の若いカップルでした。スーツでも金融関係者でもなく、カゴにはお菓子とコーヒーが入っていました。その瞬間、頭に浮かんだ言葉があります。 「靴磨きの少年」 これは投資の世界に伝わる有名な逸話です。1929年の世界恐 […]