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2026年

倉庫の自動化はもう実用段階:物流DXを支えるマテハン3社の現在地―物流革命シリーズ②

通販で注文した荷物が、翌日には玄関に届く。すっかり当たり前になりましたが、あの荷物が倉庫の中でどう扱われているかを想像することは、あまりないと思います。私も投資を始めるまでは考えたこともありませんでした。 その倉庫の中では、いま人の姿が確実に減っています。ここが今日の話のポイントなのですが、高速道路を走る無人トラックはまだこれからの段階である一方、倉庫の中の自動化は、すでに実用段階に入っています。 […]

無人トラックはどこまで来たか:社会実装を目前に控えた物流の現在地―物流革命シリーズ①

高速道路を走っていると、大型トラックの多さに驚かされます。私たちの生活に届く荷物のほとんどが、あの車列に乗ってやってきているわけです。そして運転席には、当たり前のように人が座っています。 その運転席から人がいなくなる日は、もう遠い未来の話ではありません。ただ、正直に申し上げると、まだ日常にはなっていません。ニュースの見出しだけを追っていると「もう無人トラックが走っている」と錯覚しそうになりますが、 […]

AI経済の「血流」を担う立役者たち:送電網更新が日本企業にもたらす空前の商機―原子力シリーズ③

現在、私たちの経済は大きな転換点を迎えています。AI(人工知能)の爆発的な普及により、データセンターの電力需要が激増。しかし、どれほど最新鋭の原子炉(アトム)を建設したとしても、その電力を運ぶための「送電網(グリッド)」が世界規模で深刻なボトルネックとなっています。 2026年、世界を襲っているのは、新たな発電設備を系統に接続するための「インターコネクション・キュー(接続待ち)」という異常事態です […]

米国の原子力回帰を支える「日の丸」技術:三菱重工・日立が拓くAI時代の新戦略―原子力シリーズ②

2026年現在、世界のエネルギー情勢は、これまでの「脱炭素」という環境文脈に「産業競争力」という新たな軸が加わり、全く異なる様相を呈しています。その最大の原動力は、人工知能(AI)の爆発的普及に伴うデータセンターの電力需要急増と、カーボンニュートラルという二律背反の課題に対する、現実的な解としての「原子力再評価」です。 Amazon、Google、Microsoft、Metaといったビッグテック各 […]

なぜGAFAは原子力に投資するのか:AI覇権を左右する「クリーン電力」争奪戦―原子力シリーズ①

2026年、世界経済の成長エンジンは「生成AI革命」の最終フェーズへと突入しました。かつてデータは「新しい石油」と呼ばれましたが、今、そのデータを価値へと変換するAI計算機群にとって、真の石油——すなわち、その血肉となるのは「クリーンで安定した電力」です。 Google、Amazon、Microsoft、Metaといったビッグテック企業が原子力発電への投資をかつてない規模で急加速させているのは、単 […]

【2026年版】水インフラという国策リスクを、資産に変える中小型5銘柄

道路が突然陥没したというニュースや、水道管が破裂して断水したという報道を見かけるたびに、私は「ああ、また来たな」と思うようになりました。数年前までは珍しい事故というイメージでしたが、最近は季節を問わず、あちこちで起きています。蛇口をひねれば水が出るのは当たり前——その当たり前が、実はかなりの綱渡りの上に成り立っていることに、少しずつ気づかされている感じです。 投資家として見ると、これは「先送りでき […]

【2026年】新NISAでガチホしたい高配当株10選:配当方針も確認

2026年、日本は「金利のある経済」に移りつつあります。こうした変化を背景に、個人投資家の間では、短期的な値上がり益だけでなく、新NISAを使った「永久保有(ガチホ)による安定配当」を重視する動きが広がっています。 今、投資判断の軸となるのは「クオリティ」です。東証のガバナンス改革が定着し、目先の利回りだけでなく、配当をどう決めているのかまで確かめて銘柄を選ぶことが大切になっています。 統計にもそ […]

レアアース、もう一つの調達路:豪州・欧州・ベトナムの3社

2026年の年明けに、中国が日本向けの輸出管理を強化したというニュースが流れました。対象はデュアルユース品目、つまり民生にも軍事にも使える品目全般で、そのなかにレアアースも含まれています。 私は政治の評価をする立場にはありませんので、ここでは経緯には立ち入りません。ただ、投資家として気になったのは「日本のレアアース調達は、実際どれくらい中国に寄っているのか」という一点でした。調べてみると、寄ってい […]

南鳥島レアアース関連銘柄:水深5,569mの泥に関わる3社

「日本には資源がない」。これは私が子どもの頃から刷り込まれてきた前提でした。投資を始めてからも、資源の話になると自動的に商社や海運へ視線が向いていました。 その前提が、少しずつ動いています。2026年2月、南鳥島沖の排他的経済水域(EEZ)で、水深5,569メートルの海底からレアアースを含む泥が実際に船上へ引き揚げられました。試験の主体は内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)と海洋研 […]

捨てられたものから資源を取り出す:「都市鉱山」を支える4社

いま手元にあるスマートフォンの中には、金や銀、パラジウム、そしてネオジムのようなレアアースが、ごく微量ずつ入っています。1台あたりで見ればわずかな量ですが、国内で毎年廃棄される台数を合わせれば、それなりの規模の「鉱山」になります。これがいわゆる都市鉱山です。 この話自体は、私が投資を始めるずっと前から言われていました。ただ、長いあいだ「理屈としては正しいが、手間とコストが見合わない」という扱いだっ […]