配当控除で税金は戻る?確定申告の3つの方式を所得別に比べた
配当金の明細を開くたびに、「税額」の欄を見て小さくため息をついています。1万円の配当なら、引かれるのは2,031円。きっちり20.315%が先に差し引かれて、手元に届くのは8,000円弱です。 ところが株クラでは、ときどき「配当は確定申告すると税金が戻る」という話を見かけます。本当なら、毎年のため息が少しは軽くなるかもしれません。 先に答えを言うと、戻る人はいます。ただし所得の水準によっては逆に税 […]
配当金の明細を開くたびに、「税額」の欄を見て小さくため息をついています。1万円の配当なら、引かれるのは2,031円。きっちり20.315%が先に差し引かれて、手元に届くのは8,000円弱です。 ところが株クラでは、ときどき「配当は確定申告すると税金が戻る」という話を見かけます。本当なら、毎年のため息が少しは軽くなるかもしれません。 先に答えを言うと、戻る人はいます。ただし所得の水準によっては逆に税 […]
株クラで優待銘柄の話になると、かなりの頻度で聞く話があります。 「株主優待の廃止が発表されたら、翌朝の寄り付きで即売り。優待目当ての人が一斉に逃げるから、株価は急落して、そのあとも戻らない」 たしかに、優待廃止のお知らせが出た翌日に、株価がストップ安近くまで売られる場面はよく見かけます。ただ、「急落する」と「そのあとも戻らない」は、別々に確かめる必要がある話です。 そこで今回は、2024年10月か […]
9月25日の記事で、「権利落ち日には配当以上に株価が下がる」という株クラの定説を、2025年9月と2026年3月の2回分のデータで確かめました。結果は、市場全体の動きを差し引くと、下げはおおむね配当くらい。記事では「定説は今回のデータでは確認できませんでした」と書きました。 書いたあとで、ひとつ気になりました。2回だけで言い切ってよかったのか、と。ちょうどその記事を出した翌週が、今年の9月の権利落 […]
2026年9月28日の記事では、配当金の4つの受け取り方法を比べました。NISAの配当を非課税にするには「株式数比例配分方式」にしておく必要がある、という話です。 受け取り方は分かりました。ただ、その前にもうひとつ、手前の問いがあります。「そもそも高配当株は、NISAと特定口座のどっちで買えばいいのか」です。 株は、買った瞬間にどの口座に住むかが決まります。そして日本証券業協会のQ&Aによれば、あ […]
2026年9月28日は、9月末の権利付き最終日です。 2026年9月25日公開の記事では、権利落ち日に株価が本当に配当分だけ下がるのかを、2回・55社のデータで調べました。結論は、市場全体の動きを差し引けば、株価はだいたい配当分だけ下がっていたというものです。そのうえで、株価の下げより、口座の設定のほうが結果を左右する、と締めくくりました。 偉そうにそう書いた以上、避けて通れない問いがあります。「 […]
株クラで、権利確定の季節になると必ず聞く話があります。 「権利落ち日には配当以上に株価が下がる。だから権利取りは意味がない」 言われてみると、そんな気もします。配当の権利を取った翌日に株価の画面を開いて、思ったより下がっていてがっかりした、という声もよく見かけます。 ただ、これは本当なのでしょうか。「下がった気がする」と「実際に配当分以上に下がっている」は、別の話です。 今年9月の権利付き最終日は […]
配当利回りのランキングを上から順に眺めて、いちばん数字の大きい銘柄から買っていく——投資を始めたばかりの頃の私も試したやり方でした。利回り7%という数字に飛びついて、その後の減配と株価下落でまとめて痛い目を見たことは、いまでもよく覚えています。 それ以来、ランキングの上位には「何か理由があって利回りが高くなっている」と疑ってかかるようになりました。株価が下がって利回りが上がって見えるだけではないか […]
この10日ほどで、為替が驚くような動き方をしました。7月下旬に1ドル164円に迫るおよそ40年ぶりの円安をつけたかと思えば、日米の協調介入をきっかけに、8月3日には一時155円台まで一気に円高が進んだのです。わずか10日ほどで、約9円。為替の世界では、かなり大きな振れ幅です。 私はインデックス投資の主力をS&P500に置いているので、この動きをそのまま受け止めることになりました。正直に申し […]
「配当利回り3.5%」と聞いて、どう感じるでしょうか。100万円を投資して、年間35,000円。月に直すと約2,900円です。正直に言えば、私も投資を始めたばかりの頃は「思ったより地味だな」と感じていました。銀行預金よりはずっといいけれど、人生が変わるほどの金額には見えません。 ところが、この見方はある要素を見落としていました。それが増配率です。高配当株の中には、毎年少しずつ配当を増やしてくれる企 […]
「夏枯れ相場だから、今は様子見しておこう」——毎年この時期になると、そう考える方は多いのではないでしょうか。夏は市場参加者が減って商いが細り、株価も動きにくくなる。だから買うのは秋まで待とう、という発想です。私も以前は、なんとなくそう思っていました。 ですが近年、その感覚に、はっきりとした違和感を覚えるようになりました。夏でも、株価は普通に上がっているのです。実際、2026年の上半期は、夏を待つど […]