TAG

投資哲学

配当金は再投資すべきか、使うべきか:私が通貨で使い道を分ける理由

7月です。特に前月は証券口座に、配当の入金通知が次々と届く季節だったのではないでしょうか。「〇〇株式会社より配当金が入金されました」——この通知が並ぶのを見るのは、高配当株投資家にとって、一年で最も心が弾む瞬間のひとつではないでしょうか。 さて、この配当金。「再投資して複利を効かせるのが正解」と、よく言われます。投資の教科書にも、たいていそう書いてあります。ところが、正直に告白すると、私は配当を全 […]

株価アプリの通知を切った話:情報を減らすほど、投資はうまくいく

かつての私のスマホは、1日に何度も株価の通知が鳴っていました。「〇〇が指定価格まで下がりました」「△△が前日比マイナス3%」——ポケットの中で、スマホがひっきりなしに震えるのです。当時の私は、狙っている高配当株が30個くらいあって、そのすべてに株価アラートを設定していました。 一見、情報をこまめにチェックする、真面目な投資家に見えるかもしれません。でも実は、この30個のアラートこそが、私をじわじわ […]

私が投資で一番後悔している失敗:他人の「確信」に乗り続けた数年間

「投資で一番後悔している失敗は何ですか」——もしそう聞かれたら、私は迷わずこう答えます。それは、流行りのテーマ株に、次々と飛びついたことです。 太陽光発電、土のいらない新しい農業、米国における大麻ビジネス、お掃除ロボット……。 「これから来る」と言われた銘柄を、私は数年にわたって買い続けました。幸い、いつも少額ずつの投資だったので、致命的な痛手にはなりませんでした。でも、お金の損得以上に大事なこと […]

中東のある国で学んだ「お金の真実」:なぜ日本は恵まれているのか

埃っぽい大通りを、真新しい大型のランドクルーザーが一台、ゆっくりと走っていきます。 日本で見かけるよりも早い最新モデルで、磨き上げられたボディが砂混じりの陽光を跳ね返していました。その数メートル横では、舗装の剥がれた歩道に座る人々が、その日の糧をどう得るかという表情で行き交う車を眺めています。電線は無造作に垂れ下がり、停電は日常茶飯事。これは、私が長い戦乱からの復興の途上にある、中東のある国に滞在 […]

なぜ私は「含み益」を見ないようにしているのか:高配当投資の心の置き方

「今日も上がった。よし、もう一度確認してみよう——」 証券アプリを何度も開いては、含み益の数字を確認する。株価が上がっていると嬉しくなり、少し下がっただけで「また見ないほうがいいかな」と微妙な気持ちになる。そういう経験、ありませんか? 私もかつて、まったく同じでした。80銘柄超を保有する今も、相場が大きく動いた日は「今の評価額はどうなっているだろう」と気になります。それが人間というものだと思ってい […]

靴磨きの少年とキオクシア:なぜ私は660%上昇株に乗らないのか

先日、スーパーで買い物をしていたとき、隣にいたカップルの会話が耳に入りました。 「キオクシア、買った?やばいよね、あれ。もうちょっと早く買っておけばよかった」 おそらく20代前半の、ごく普通の若いカップルでした。スーツでも金融関係者でもなく、カゴにはお菓子とコーヒーが入っていました。その瞬間、頭に浮かんだ言葉があります。 「靴磨きの少年」 これは投資の世界に伝わる有名な逸話です。1929年の世界恐 […]

私が高配当株を80銘柄以上持つようになった理由:投資哲学の変遷

突然ですが、あなたは今、何銘柄の株を持っていますか?5銘柄?10銘柄?それとも20銘柄? 私の答えは、80銘柄以上です。人に言うと大抵「多すぎる」と言われます。証券会社のアプリを開くたびに、ズラリと並ぶ銘柄リストを見て自分でも少し引きます(笑)。 でも、これには理由があります。2017年に投資を始めたときから、最初からこの数を目指していたわけではありません。インデックスファンドから始め、個別株に出 […]

新NISAの成長投資枠は何に使うべきか:高配当株vs成長株、私の結論

新NISAの成長投資枠(年240万円)、何に使っていますか? 新NISAが始まって以来、投資家コミュニティでよく見かける議論があります。「成長投資枠は高配当株に使うべきか、それとも成長株に入れるべきか」。NISAの口座数がすでに2,800万口座を超えた現在も、この問いに正解が出ないまま迷い続けている方は少なくないはずです。 私はこの問いに対して、かなり早い段階で自分なりの答えを出しました。結論から […]