ツルハシ投資法とは何か:国策の主役ではなく「装備」を売る企業に投資する
19世紀のアメリカ、カリフォルニア。金が出たという噂を聞きつけ、一攫千金を夢見た約30万人もの人々が、ツルハシ片手に押し寄せました。世に言うゴールドラッシュです。しかし、その熱狂の中で本当に富を築いたのは、汗だくで金を掘った採掘者たちではありませんでした。 確実に儲けたのは、採掘者にツルハシやスコップ、そして丈夫なジーンズ(リーバイス)を売った商人たちでした。金が出ようが出まいが、掘る人がいる限り […]
19世紀のアメリカ、カリフォルニア。金が出たという噂を聞きつけ、一攫千金を夢見た約30万人もの人々が、ツルハシ片手に押し寄せました。世に言うゴールドラッシュです。しかし、その熱狂の中で本当に富を築いたのは、汗だくで金を掘った採掘者たちではありませんでした。 確実に儲けたのは、採掘者にツルハシやスコップ、そして丈夫なジーンズ(リーバイス)を売った商人たちでした。金が出ようが出まいが、掘る人がいる限り […]
2026年6月12日、SpaceXがナスダックに上場しました。初値は公開価格を大きく上回り、時価総額は一時2兆ドルに迫る——史上最大級のIPOとして、宇宙という言葉に再び熱気が集まっています。こうしたニュースを見ると、「宇宙関連株を買ってみたい」と思う方も多いのではないでしょうか。 ただ、私は赤字の宇宙ベンチャーには手を出しません。ロケットや衛星そのものを作る「主役」は夢がありますが、値動きが激し […]
日銀の金融政策決定会合(6月15〜16日)まで、この記事を公開する6月5日から数えてあとちょうど10日です。市場ではすでに利上げ予想が9割に迫り(日本経済新聞 2026年6月4日)、会合の行方を巡る議論が活発化しています。執行部は慎重姿勢を示す一方、審議委員の中には利上げを積極的に支持する声もあり、確実とは言いきれないまま会合を迎えます。 「利上げ=三菱UFJ・三井住友FGを買う」という発想はわか […]
台風が来るたびに、堤防の決壊や土砂崩れのニュースが流れます。地震が来るたびに、古い橋梁や建物の被害が報じられます。そのたびに思うのは、「日本のインフラはこのままで大丈夫なのか」ということです。 国土交通省の予防保全に関するページによれば、建設後50年以上が経過する橋梁は2033年時点で全体の約63%に達する見込みです。上下水道管路の老朽化も深刻で、更新費用の試算は33兆円超とも言われています。「老 […]
「累進配当」という言葉を見かける機会が増えました。しかし株主への配当方針を丁寧に読み込むと、「増配を目指す」と書いてあるだけで、正式な政策として明文化していない企業がほとんどです。 本記事では、中期経営計画や配当方針の文書に「累進配当」あるいは「減配は行わない」と明記している中小型株(時価総額3,000億円以下)だけに絞り込み、5銘柄を厳選します。 KDDIや三菱商事のような大型株ではなく、個人投 […]
GW明けの今週、日本株市場は3月期企業の本決算発表ラッシュに突入しました。5月7日・8日の2日間だけで数十社が決算を公表し、そのなかに「増配サプライズ」を伴う中小型銘柄がいくつも登場しています。 先週の記事で「増配サプライズが出やすい銘柄を事前に見分ける5つの条件」を整理しました。実際に今週出た銘柄がその条件のどれに当てはまっていたのか——今回はその振り返りが本題です。工事系・SaaS・物流・金融 […]
「防衛株に投資したい。でも三菱重工は高い……」——そう思っている方、少なくないのではないでしょうか。防衛費のGDP比2%達成が視野に入り、防衛大手の株価はすでに大きく動いています。後から乗ろうとすれば高値掴みのリスクがある。 でもここで視点を変えてみましょう。ゴールドラッシュで最も儲けたのは金を掘った人ではなく、ツルハシを売った人だったという話があります。三菱重工・IHI・川崎重工が防衛装備品の主 […]
「日本のエネルギー自給率は19%です」——この数字を初めて聞いたとき、「え、そんなに低いの?」と思いませんでしたか。私はそう思いました。停電もほぼなく、コンビニもガソリンスタンドも普通にある。なのに、そのエネルギーの8割以上を海外から輸入し続けている。これが資源エネルギー庁が示す日本の現実です。 2026年春、その現実が改めて鮮明になりました。米国・イスラエルとイランの軍事衝突を背景に、世界の海上 […]
決算発表の翌日、+10%で始まった株を見ながら「この銘柄、なんで持ってなかったんだ……」という後悔。高配当株投資家なら誰もが経験したことのある「終わった後の気づき」です(私も今でも心が乱れます。。)。 ガチャを引く前に、当たりが出やすい台を選ぶ。今回のテーマはまさにそれです。実は「増配サプライズが出やすい銘柄には、事前に見抜ける共通パターン」があります。 GW明けから5月中旬にかけて、3月期決算企 […]
中東リスクと金利上昇で再評価される鉄壁ディフェンス株を厳選。自己資本比率50%超・配当性向50%以下の財務基準に加え、今回はあえて中小型株を中心に発掘。INPEX以外の選択肢を探すコア読者にお届けする5銘柄を、財務データと投資視点で具体的に解説します。